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2016/09/14

足関節捻挫における f(ファンクショナル)-プライトン固定

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先日妻が転びました。

Asshipura1_2
上の写真は受傷直後。典型的な二分靭帯損傷です。
かなり痛がっておりまして、足が着けないと言うので、まずは非荷重を前提にしたオーソドックスなU字固定(下の写真)。

 Asshipula15_2 Asshipura2_4


この上から伸縮包帯で固定し、初日だけ松葉杖で。

翌日には荷重歩行OKになったので、プライトンの余分な個所をカットしていき、少しでも歩きやすいように形状を変えました。もちろん歩行時痛が出てしまったのでは本末転倒ですので、少しずつカットしてその都度歩行時の痛みがないかを確認したうえで。

Asshipura3_2 
Asshipura4_2

その後腫脹および素足での荷重時痛が大幅に改善したところで、足関節f-プライトン固定の最終形(最大限に歩行しやすい機能的な形状)に変えました(下の写真)。

Asshipura5
Asshipura6

足関節の靭帯損傷に対する固定は、その損傷レベルやCRPS(RSD)体質等によって固定形態が自ずと変わってきます。たとえ軽度の捻挫であってもCRPS(RSD)体質の患者であれば、強い荷重時痛を訴えかねないため、その場合には非荷重の固定措置すなわち松葉杖での通院となり得ます。

その後、徐々に荷重歩行が可となれば、それに合わせて固定の形態を変えていったほうが速やかな回復に繋がります。最初から荷重歩行を前提にした固定であれば問題ありませんが、そうでない場合、回復レベルに合わせて“歩きやすい固定”に変えていく必要があるわけです。

状態が良くなるにつれて患者の活動量も増えると同時に、患者が自ら取り外しできる固定にしてあげることで入浴への配慮も必要になってきます。 つまり外傷に対する固定は、初期において“固定”であっても、回復に合わせて徐々に“機能装具”へと変身させていく流れがあってしかるべきと考えます。

そういう意味において、私が行っているプライトンシーネを使った『足関節ファンクショナル固定』は非常に優れた固定法であると自負しております。受傷直後は非荷重を前提にしたU字固定を作成し、歩行状態の回復に合わせて不要部位をカットすることで形態を変えていくプライトン固定です。



➡上記固定法による実際の症例(BFI研究会会員による治療経過レポート)

◇プライマリケアに役立つ固定法(三上式プライトン固定)
1)
私が固定装具に機能性と美しさを求める理由
2) ニューロフィクス(neuro-fixed)という視点
3) 外傷の痛み(ハードペイン)を再考する
4) 母指3次元固定法(母指球安定型プライトン)
5) フィンガートラクション-その意義について- 
6) 膝関節における前面窓式プライトン固定 
7) 前腕骨骨折における上肢ギプス二重法(前腕部割り入れ併用式) 
8) 足底プライトンシーネ(元ほねつぎの妻が骨折!
9) 足関節捻挫におけるf(ファンクショナル)-プライトン固定
10) 腓腹筋ラッピングシーネ

11) 体幹プライトンシーネ(元ほねつぎの母が脊椎圧迫骨折???) 

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→三上式プライトン固定のセミナーのご案内(f-プライトン固定セミナーの開催日程)

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