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2019/05/08

BFI研究会の起源および足跡(1999~2014年)-「AKA博田法は関節深部感覚を刺激して脳に働きかける技術である」という確信に至るまで-

〈トップページ)      ➡技術研修会の過去録

1990年:
日本AKA医学会が発足する以前、宇都宮初夫PTと博田節夫MDによる小規模ワークショップに当会代表が参加し、AKA開発初期における博田MDの手技を体感。その後もAKA研修会に継続して参加。



1994年:
日本接骨医学会において「AKAによる単純性仙腸関節炎の診断と治療」を発表し、千葉県内の整形外科においてコメディカルによる自主的な勉強会を発足させる。その後も3軒の整形外科において同様の勉強会を主宰。

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以後も日本AKA医学会にスタッフとして帯同し、博田MDの技術の変遷(進化)を見つめつつ、プライマリケアにおける外傷管理と疼痛管理を追究。続けざまにCRPS(RSD)重症例に遭遇して後、“難治性疼痛の治療”が自身のメインテーマとなる。

2003年日本AKA医学会(東邦大学病院にて) 
右側が当会代表(三上敦士)




2003年:

コメディカル(柔整師)でありながらも 整形の
副院長という要職に就いたのを機に、あらゆる臨床(新鮮外傷から回復期リハに至るほとんど全ての保存的治療)にAKA博田法を試行していく診療体制-整形外科プライマリケアで前例のない取り組み-を構築(総勢11名によるコメディカルチームを束ねる)。



2005年:
その結果、外傷に関わる痛みは純然たる侵害受容性疼痛という概念だけでは現象の全てを説明し切れないこと、entrapment neuropathy (絞扼性神経障害)における理学所見(痛み、しびれ、筋萎縮等)は術中に観察される神経変性レベルとまったく相関しないこと、その他多くの骨関節疾患においても成書の記述と現実の臨床のあいだに明らかな径庭のあることが見出される(※)

※…その理由として当時の整形関連の成書は99%外科(執刀医)の視点で執筆されており、保存療法の観点から編纂されたものがほとんどなかったこと、また慢性痛に対するEBMが極めて未成熟であったこと、柔整の側(接骨医学)においてもその性格上、慢性痛に焦点を当てた学術書が存在しないことなどが挙げられ、当時こうした医学的背景に昭然たる認識を持つに至る。



2006年:
勉強会メンバーが増えたのを機に、正式に「関節運動学研究会(AKG)」を発足。日本AKA医学会が柔整師排除の姿勢を強めるなか、恩師との約束を守るべくAKAの標榜を許さない会則(AKAという用語の使用禁止)を掲げ、コメディカルである身分をわきまえつつ「決して表舞台に立たないスタンス」を堅持しつつ知識と技術の習得に努める。



2008年:
ANT(関節神経学的治療法)を痛みの治療に応用したところ、外傷痛、関節拘縮、アロディニア、自律神経症状等々に対する即効的かつ截然たる効果を確認。これを契機に関節受容器の反応(関節反射)を追究する臨床スタイルにシフト。



2009年:
ANTの臨床データを解析した結果、整形外科学およびリハビリテーション医学における関節拘縮の概念が本質的に誤っていること、すなわち関節拘縮は末梢(デバイス)の問題ではなく、中枢プログラム(ホストコンピューター)の問題であること、および“ニューロリハの嚆矢”とも言うべき概念に逢着。



2010年:
AKA博田法およびANTの臨床研究を続けた結果、その効果発現の場は“末梢”ではなく“中枢”にあるという確信に至り、「痛み記憶の再生理論」をAKG研修会にて講演。「関節への微弱かつ繊細なる徒手的介入は深部感覚を刺激することによって脳可塑性(神経可塑性)を促す」というそれまでになかった概念を発表。



2011年:

「関節近傍の皮膚および骨への同時多発的な極微刺激が脳可塑性を促す」という解釈の下、治療名称をBFI 【ブレイン・フィンガー・インターフェース(脳と手指を繋ぐ技術)】とし、同時に研究会の名称をBFI研究会に改める。



2012年:

ネット上に「痛み記憶の再生理論」を公開。



2013年:
関節神経学-関節受容器の機能と組織学的証明-に独自の視点を加えた『関節受容器によるフィードフォワード制御理論』を発表。



2014年5月:
地震工学における建築学の視点で捉えた人体脊椎機能-脊椎は脳を守る骨格ダンパー-を出発点にして、椎間板の医学常識を根底から覆す新理論『椎間板のパラダイムシフト-トランス・ファンクション理論-』を発表。



2014年9月:
脳の安静時に活動する“デフォルト・モード・ネットワーク”。いまだ謎に包まれているこの回路に関して新理論(仮説)を第23回定期研修会において発表。演題『痛みの謎を解くカギは“デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)”にある!-意識と無意識の境界にあるネットワークチャネルともう言うべき回路がDMNであり、これが“意識⇔無意識”における情報伝達を調節している-。当会はこれを“境界意識”と呼ぶ。ゲートコントロールのメインホールは脊髄後角ではなく、脳にある!




➡2015年以降の当会の歩み-BFI技術研修会プログラムー

  






   
         

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