◆日時(タイムスケジュール)
2019年12月15日(日)
• 9:30受付開始
• 9:40~12:30:BFI基礎講座Ⅰ『基礎概論』
昼食休憩(会場周辺のカフェ等をご利用ください)
• 13:30〜16:30:BFI基礎講座Ⅱ『技術総論・各論』
• 17:00〜:懇親会(初参加の方も是非ご参加ください。オフレコ的深イイ話満載です…)
◆会場
⇒大宮ソニックシティ 7F 会議室 708
アクセス:JR大宮駅西口から徒歩3分
〔住所〕 さいたま市大宮区桜木町1-7-5
〔TEL〕 048-647-4111
駐車場:ソニックシティ地下駐車場…30分/200円
(利用時間 7:00~23:00)
当日プログラム
◇BFI基礎講座(午前の部) 『BFIファーストステップ〜はじめの一歩〜』 |
《BFI基礎概論》
第1章「科学とは何か」
・カールポパーの反証可能性と再現性
・個体差を想定しない西洋医学vs個体差を想定する東洋医学
・フレンチパラドックスと医学成書
第2章「画像診断の錯誤とハード論の混沌」
・EBMと整形外科アイデンティティ(Orthopaedicsの起源)
・視覚優位の霊長類が抱えるハード論バイアス
・ゆるぎなきハード論優位とその未来
第3章「認知科学に基づくソフト論の勃興〜認知革命〜」
・脳科学&認知神経科学から“認知科学”の時代へ
・痛み記憶の再生理論(脳?or脊髄?)
・脳機能イメージングの功罪とソフト論の統合
第4章「疼痛概念のパラダイムシフト」
・ソフトペイン&ハードペイン&ハイブリッドペイン
・神経障害性疼痛という虚構と製薬業界
・ギックリ腰=急性ソフトペイン(脳自衛システム)
第5章「運動器プライマリケアとリハビリテーション医学」
・外傷管理の基本原則
・脳膚連関とソフトペイン
・『“マイナス→ゼロ”の脳関節連関』と『“ゼロ→プラス”の脳筋連関』
第6章「チキンオアザエッグ(筋肉と脳、どっちが先?)」
・筋トレ耐性を持たない脳(CRPSタイプの人々)
・ソフト論系の視点(脳地図の可塑性と脳疲労)
・ハード論者の見方(フレイル&ロコモ&サルコペニア)
第7章「脳の情報表現」
・Dヘッブ(セルアセンブリ)とRメルザック(ニューロマトリックス)
・WGペンフィールドとBリベット
・Rペンローズ&Sハメロフ(量子脳理論)とGトノーニ(Φ理論)
第8章「安静時広域神経ネットワーク群」
・無意識(潜在意識)下情報処理とマガーク効果と共感覚
・デフォルトモードネットワーク(DMN)境界意識理論
・脳疲労とDMN とレジリエンス
第9章「介入対象」
・保育および教育
・医療および看護
・労働および介護
第10章「発達個性」
・オーティズム(自閉症)とティピカル(定型発達)
・ASD~ADHD~LD
・HSP/HSCにおける感覚過敏/知覚過敏/認知過敏
第11章「臨床心理学」
・フロイト~ユング~アドラー
・カールロジャースと森田正馬
・三上敦士(問診傾聴による自己肯定客観法)
第12章「原因論と方法論をセパレートする意義」
・マイクロマクロパラドックス
・一般大衆(患者)心理と医療者心理
・“内的統制型ソフト論者”と“外的統制型ハード論者”の溝(認識フレームの違い)
第13章「神経可塑性と脳弾塑性」
・弾性と可塑性(塑性)の違い
・“ニューロン=可塑性”と“脳=弾塑性”
・脳弾塑性誘導法という概念(弾塑性≒レジリエンス)
第14章「BFIの未来-マイノリティインフルエンス&ライフイノベーション-」
・“椎間板再生~”に釘を刺した“無名コメディカルのネット記事(学会未投稿論文)”
・保育/教育/医療/看護/労働/介護の未来を救う“整脳”という視点
・脳弾塑性誘導師(臨床整脳師)という新たな国家資格創設に向けて
第15章「情報開示におけるレギュレーション&オーソライズ」
・院内および院外表示(掲示物等)
・紙媒体(パンフレット等)
・ネットならびにセミナー関連
◇BFI基礎講座(午後の部) 『BFIファーストステップ〜はじめの二歩三歩〜』 |
《BFI技術総論》
第1章「非侵襲選択的統合法という概念」
・脳(複雑系)にアプローチする際の基本原則
・脳の中のソフトとハード
・絶対マニュアル(師匠の模範テクニック)を掲げない理由
第2章「開発ガイドライン」
・普遍性と個体差(基礎医学と臨床の比重)
・擬似相関(見せかけの相関関係)における内的および外的交絡因子
・運動回路と痛み回路を同軸にとらえてはいけない理由
第3章「臨床ガイドライン」
・症例による説明手法の使い分け
・介入深度のセルフコントロール
・刺激の質と総量(相関と連関)
第4章「検査と評価」
・複雑系における画像化および数値化の限界
・マンテストおよび自律神経測定
・最も重視すべき微表情(FACSとAIの可能性)
第5章「外傷管理と回復期リハ」
・教科書より患者(臨床ファーストの理念)
・交感神経と皮膚重視のスタンス
・脳を知ることの意義(患肢固定や身体拘束に潜むリスク)
第6章「難治症例と向き合う」
・“学習性無力感&破局的思考”VS“セルフイメージ(自己肯定感)&自己客観視力”
・マスキングタイプ(失感情症および失体感症)
・防衛機制と認知的不協和と共依存
《BFI技術各論》
第1章「深部感覚系(関節深部感覚刺激テクニック-JPS系テクニック-)」
・AKA‐博田法(関節運動学と関節神経学)
・関節反射ショック理論(関節受容器によるFF制御)
・重力感作理論(重力覚-gravity sense-と関節包内自由落下運動)
第2章「表在感覚系Ⅰ(超精密タッチ&タッチレス)」
・確率共鳴とウェーバーフェヒナーの法則(ロガリズム知覚)
・脳膚連関(脳と毛包受容器とオキシトシン)
・準静電界とタッチレス
第3章「表在感覚系Ⅱ(三上式エフルラージュ)」
・胎内記憶(血流音と潮騒の関係)
・C触覚線維と接触面積の広さ
・“秒速5センチ”を鵜呑みにしない理由
第4章「表在感覚系Ⅲ(皮膚回旋誘導テクニック)」
・皮膚滑走と筋協調性と関節可動域
・皮膚と重力の関係
・皮下組織圧と関節内圧
第5章「触視覚統合ミラーセラピー」
・鏡像認知の深層(空間認知と触覚とクオリア)
・ラバーハンドイリュージョンと急性感覚神経細胞障害
・認知症に対する検査と治療(感覚間統合という視点)
第6章「重力マインドフルネス」
・マインドフルネスとの違い
・DMNとの関係性
・適切な環境等
第7章「三上式カウンセリング(自己肯定客観傾聴法)」
・問診傾聴の意義
・距離感の取り方
・認知症に対するフォルダ‐ファイル階層アプローチ
第8章「三上式プライトン固定およびスキンラップ」
・ニューロフィクスという視点
・アルケア社のオルソラップ
・術者自身が体感することの意義
第9章「食事療法&ファスティング(断食)」
・脳腸連関(潰瘍性大腸炎からパーキンソンに至るまで)
・オートファジー(自食作用)
・エピジェネティクスにおけるDNA脱メチル化(遺伝子スイッチオン)
第10章「減断薬アプローチ」
・ポリファーマシーに潜む真の問題点
・血液脳関門と脳弾塑性
・コメディカルの存在意義
※来年の研究会リニューアル(治療名称の変更)を控えて、今回はこれまで培ってきたBFI の総決算とも言うべきメモリアルセミナーとなります。中級者以上の会員も是非ご参加ください。
なお、当日プログラムの一部内容は予告なく変更されることがあります。何卒ご容赦ください。
◆参加費。。
《午前の部 10,000》 (非会員20,000)
《午後の部 10,000》 (非会員20,000)
半日参加でも終日参加でも同じ一律《10,000》 (非会員20,000)
※当日会場にて申し受けます。
※ 入会金は《10,000》です。
(“入会して初参加”の方は合計20,000となります)
⇒初めて参加される方はこちら
…
…
⇒2回目以降の参加申込はこちら
◆定員
先着18名まで (申込期限…前日20時)
※定員に達し次第Facebookページに告知します
⇒研究会公式サイトの「研修会のご案内」ページ
◆4月21日(日)13:30~17:30
◆6月23日(日)13:30~17:30
◆8月25日(日)13:30~17:30
◆10月22日(祝)13:30~17:30
◆12月15日(日)9:30~17:00
2020年の開催日程
◆2月11日(祝) 13:30~17:30
◆4月19日(日) 13:30~17:30
より大きな地図で ソニックシティホール・会議室・展示場利用案内 を表示
≪トップページに戻る≫
→三上クリニカルラボnewサイト
→日本脳弾塑性学会公式サイト